2026.01.30 コラム

派遣から正社員へ!現役面接官が語る「40代の面接の心構え」とは?

「40代・未経験・派遣だと、面接はやっぱり不利なのか」
「40代だから、評価される受け答えをしなきゃいけないのかな」

そう考えて、面接がうまくいかなかったり、
なかなか一歩を踏み出せずにいる方も少なくありません。

たしかに、面接と聞くと「評価される場」「選別される場」というイメージが先に立ちがちです。
ですが実際の面接での見られ方は、少し違う角度にあることも少なくありません。

ここでは、

・40代の面接で実際に見られているポイント
・40代がやりがちな思い込み
・現役面接官からの面接アドバイス

などをお伝えしていきます。

面接に対する考え方を一度整理し、気負いすぎず向き合うための「心構え」を、
ぜひ確認してみてください。

 

40代・未経験の面接で本当に見られるものとは?

40代の転職では年齢や経歴を気にされる方が多いですが、実際はどうなのでしょうか。
まずは「面接で本当に見られているもの」を整理しておきましょう。

多くの40代が「年齢」「未経験」「経歴」を気にしすぎている

「そもそも、40代・未経験というだけで難しいのではないか」
「40代で派遣しか経験がないって、やっぱり不利かな」

そのように考えている方も多いのではないでしょうか。

もちろん、業界や募集している会社の状況によって、
年齢や経験が重視されることはあります。

ですが年齢や経験は基本的には応募時点でわかる情報であり、
もしそこを重視するのであれば書類選考の時点で判断されることがほとんどです。

面接までたどり着いたのであれば、
その企業は年齢や経験“だけ”で判断するわけではない、と考えてよいでしょう。

つまり、面接に進めたということは、スタートラインには立っているということ。
特に製造業や物流業では40代・未経験スタートも多いので、
年齢や経験をマイナスに捉えすぎる必要はないといえます。

実際、シーピーアールで活躍する社員の40%が、派遣などから正社員デビューを果たしており、
40代・50代で転職してきた人も多数活躍しています。

大切なのは「あなたと仕事が合っているか」

では、企業は40代の面接の際、どの点を気にしているのでしょうか。
一番多いのは、「長く働ける人かどうか」ということです。
(シーピーアールでも、この点をもっとも重視しています)

ですので、面接では「あなたがこの仕事を続けられそうな理由」を
伝えることが何より大切になります。

例えば、「地道に作業をこなすことが得意なので、製造業が自分に向いていると思った」
「家族がいるので、生活を守るために正社員として安定して働きたい」など。

相手にわかりやすく伝える意識は必要ですが、
良く見せよう、立派に見せようと取り繕う必要はありません

もちろん、最低限のマナーは大事

取り繕う必要はないとお伝えしましたが、最低限のマナーはもちろん必要です。

履歴書に誤字脱字がないように気をつける、
服に汚れなどがないか身だしなみを整える、時間は厳守するなど、
基本的な社会人マナーはしっかり守って面接に挑みましょう。

 

CPRの面接官が語る、40代の面接アドバイス

ここではシーピーアールの面接官として300人以上の求職者と関わってきた奥田(おくだ)が、
40代で転職を考えている方にアドバイスをさせていただきます。

本音で話してください

たとえば無職期間や転職回数が多いなど、一般的にはマイナスとされることについても、
誤魔化したり隠したりするのではなく、「なぜそうなったのか」「これからどうしていきたいか」を
お話いただきたいと思っています。

けっしてあなたを「選別」するためではありません。
無理なく、長く活躍していただきたいからです。

たとえばその理由が「残業が多くて体調を崩した」などの場合は、
残業が少ない現場をご紹介することもできます。

実際、現場作業の面接で
「本当は事務がしたかったんですけど、年齢的に無理だと思って……」と本音を伝えてくださったので、
別で募集していた事務職をご案内できた、という事例もあります。

とにかく働きたいからと合わない職場に転職し、早期離職してしまうのは、
あなたにだけではなく、私たち企業にとっても避けたい結末です。
面接で「よいところを見せたい」と考えるのは当然ですが、
こういった言いづらい内容こそ、本音で話していただけると嬉しく思います

未経験者こそ「職場見学」がおすすめ

同じ「製造の仕事」であっても、現場によって仕事内容や雰囲気は大きく異なります。
そのため、「これなら自分でもできる・できない」を一番確かに判断できるのは、
実際に話を聞いたり、職場を見たりすることなのです。

シーピーアールでも職場見学を実施しています。

こっそり教える「40代の魅力」

僕が思う40代の魅力は、「慎重さ」と「対応力」です。

報連相を大切にしてくださったり、
トラブル時にも冷静に対応いただけたりといった「大人の柔軟性」は、
どの業界でも変わらず活かせる立派な強みです。

実際、こうした姿勢は現場でも高く評価されていますよ。

 

CPRで活躍している40代の実例

シーピーアールで紹介している製造業・物流業の現場では、
年齢やこれまでの経歴よりも、「現場でどのように働いているか」が重視されています。

ここでは、実際にシーピーアールで働き、
現場から評価されている40代の実例をご紹介します。

実例1:真面目にコツコツ取り組める人

製造業・物流業は、毎日同じ作業をコツコツと積み重ねることが基本です。
ただ淡々とこなすだけでなく、「こうしたらもっと効率がよくなるかも」と考えながら取り組める方は、
長く続けられ、周囲からも評価される傾向にあります。

K.Hさん(43歳)の場合

フォークリフト作業の派遣から、正社員になるためにシーピーアールに入社したK.Hさん。
周囲とのコミュニケーションを大切にしながら、繰り返しの作業も一つひとつ着実にこなす姿勢が、
現場の責任者からも高く評価されています。

 

実例2:「協力」を大切にできる人

製造業・物流業は、作業自体は一人で完結するものも多いですが、
全体としてはチームワークが欠かせない仕事です。

たとえば、前の工程で部品の準備が遅れていると、
次の工程の人は作業を始められず、待ち時間が発生してしまうこともあります。
そのため、周囲の状況を見てフォローできる方は、
現場を支える存在として信頼され、評価される傾向があります。

K.Sさん(41歳)の場合

K.Sさんは警備スタッフからの転職という「未経験スタート」の方です。
周囲を積極的にサポートしたり、繁忙期など忙しい時期もしっかり対応してくださるなど、
協力的な姿勢が現場の責任者からも非常に信頼されています。

 

40代・未経験がやりがちな面接の思い込みとは?

面接が不安になる背景には、思い込みが影響していることも少なくありません。
ここでは、特に多いものについて考え方を整理しています。

「40代だから・未経験だから不利」という思い込み

最初にお伝えしたとおり、40代で面接にたどり着けているなら、
企業側から「話を聞いてみたい」「条件が合えば検討したい」と思われているケースがほとんど。
なので、年齢や経験で不利だと思い込むことで萎縮してしまうのは勿体ないことです。
自信をもって、自分の素直な気持ちを伝えていきましょう。

「面接 = 評価される場」という思い込み

面接というと、「一方的に評価される場」というイメージを持ってしまいがちですが、
実際には企業だけでなく、あなたが「ここで働けるか」「自分にあっているか」など、
企業や仕事を評価していく場でもあります。

40代は、「最後の転職」について考えることも多くなる年代。
そういった方にとっては特に、合う・合わないの見極めはとても重要です。
採用されたいという気持ちに引っ張られすぎず、条件や環境を冷静に確認していきましょう。

「経験や考えを全部伝えないといけない」という思い込み

「40代だから、これまでの経験をしっかりアピールしなければならない」と
考える人は少なくありません。
ですが、経験や仕事への考え方を詳しく語りすぎることで、
「前のやり方にこだわりそう」と受け取られてしまうケースもあります。

特にチームワークが重視される製造業・物流業の現場では、
スキルや経験そのものよりも、「現場のやり方に合わせて動けそうか」
「周囲と協力できそうか」といった点が見られやすい傾向があります。

もちろん、これまで培ってきた経験は大切な強みです。

ですが40代の転職では、その点を強くアピールするよりも、
「分からないことはきちんと聞きながら覚えていきたい」など、
自分が新しい環境にどう向き合おうとしているかを伝えることの方がプラスに働くことも多いです。

 

40代・未経験でも、面接を気負いすぎなくていい

特に製造や物流の仕事では、年齢や経験よりも
「無理なく続けられそうか」「仕事や環境との相性」が重視されることが多いです。

面接を「一方的な評価の場」ではなく「お互いが確認し合う場所」と考えれば、
気持ちがグッと楽になるのではないでしょうか。

とはいえ、「そもそも、自分が製造や物流の仕事に合っているか判断できない」
「ネガティブな点を、どういうふうに伝えればいいのか迷う」という方もおられるかもしれません。
そんな方はまず人に「客観的に見てどうか」という点を、相談してみるのもおすすめです。

なお、シーピーアールでは『カジュアル面談』という制度をご用意しています。
これは、担当者があなたの不安や悩みをお伺いしながら、
一緒に「どんな仕事が自分に合いそうか」を考えていくもの。
もちろん、「面接」ではありませんので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

★カジュアル面談について、詳しくはこちら↓

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