40代が転職で失敗しないために知っておくべきこと【2026年版】

40代の転職で失敗しないためには、
「何のために転職するのか」と「これまでの経験をどう活かすのか」を
整理して判断することが重要です。
ここでは、40代の転職で失敗しやすい人・うまくいく人の特徴をもとに、
どのように判断すれば失敗を防げるのかを解説します。
実際に40代で転職に成功した例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
40代の転職で失敗しやすい人の特徴

40代の転職での失敗は、
「これまでの経験があるからこそ」起きてしまうケースが多いです。
どんな人が失敗しやすいか、その特徴を見てみましょう。
誰にも相談をせず転職を決めてしまう
40代の転職では、「自分で判断しなければならない」
「周囲に頼りづらい」という思いが強くなりやすく、
結果として周囲に相談せず一人で抱え込んでしまうというケースも少なくありません。
結果、「自分はこういう仕事しかできない」と視野が狭くなったり、
「何か言ったら採用してもらえないかも」と考えてしまい、
条件の確認が不十分なまま入社を決めてしまったり、焦って判断してしまい、
結果として給与が下がるなど、転職前より状況が悪化してしまうことも。
実際、転職者の約3割(29.4%)が
転職後に収入が下がっているという厚生労働省のデータもあります。
「40代からの転職は遅いのではないか」と感じ、相談を躊躇っている方は、
こちらの記事も参考にしてみてください。
https://www.cpr-net.jp/recruit/jobtips/tweet-1169/
▼出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/25-2/dl/gaikyou.pdf
面接時に「前職の不満」ばかり言ってしまう
前職に不満があって転職することは珍しいことではありません。
特に40代で転職される方は「長く我慢してやっと決意した」ということも多いため、
面接で転職理由を聞かれたときに、つい不満を打ち明けたくなることもあるでしょう。
しかし、面接は会社があなたを「一緒に働ける人かどうか」を判断する場所です。
厳しい状況であった事実を伝えることは問題ありませんが、
「その状況に対して自分なりにどう向き合ったのか」が見えないと、
問題解決に消極的な印象を持たれ
「うちでも嫌なことがあったらすぐ辞めてしまうのではないか」
という印象を持たれてしまう可能性があります。
新しい職場で、今までのやり方を手放せない
特に同業他社や似た仕事に転職した場合、
「前の会社のやり方の方がよかった」と感じてしまうことも少なくありません。
しかし、その会社がそのやり方を採用しているのは、必ず理由があるはずです。
その点を考慮せずに「この方が効率的だから」と前の職場のやり方を続けてしまうと、
周囲とのズレが生まれやすく、職場にうまく馴染めないという結果に繋がることもあります。
もちろん経験があること自体は大きな強みです。
単に同じやり方をするのではなく、
新しい環境に合わせて経験をどう活かしていくかを考えていくことが大切です。
40代でも転職に成功した人の実例を紹介

厚生労働省の調査では、40代の転職者の割合(転職入職率)は、
20代の半分程度となっており、40代の転職に厳しい面があるのは事実です。
一方で、転職に成功している人も確かにいます。
ここではCPRにおける「40代での転職成功例」を見ていきましょう。
▼出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/25-2/dl/gaikyou.pdf
CPRでは、転職者の2割が40代
CPRにおける2025年度の採用者は49名。
そのうち11名(22.4%)が40代でした。
さらに、そのうち約4割は業界未経験者。
非正規雇用から転職した人も、約2割にのぼります。
40代での転職に難しさがあるのは事実ですが、
一方で経験や職歴に関係なく転職に成功している人も
一定数存在していることがわかります。
40代・未経験で転職に成功した人の例
■S・Tさん/男性/41歳(元美容師)
Sさんは長年美容師として活躍されていた男性で、
現在は梱包作業を担当しています。
一見、美容師の仕事と梱包はまったく関係のないように感じるかもしれませんが、
美容師として培ってきた「ミスなく仕上げる」「同じ作業を丁寧に積み重ねる」という姿勢や
スキルがそのまま今の仕事に活かせており、現場でも評価されています。
現役面接官が語る「うまくいく人」の特徴3つ

ここからは、シーピーアールの現役面接官である奥田(おくだ)より、
「転職がうまくいく40代」の特徴をお伝えしていきます。
1つ目:自分の経験をどう活かすか考えられている
未経験だと採用されづらいと考える方が多いかと思いますが、
大事なのは「同じ仕事の経験があるかどうか」でなく
「その経験を当社でどう活かせるか」です。
たとえば「飲食スタッフとしてチームワークを大切に働いてきたので、
倉庫業でも周囲と協力しながら仕事を進めたい」のように、
自分の持っている経験を当社でどう活かすか考えてくださっている方であれば、
未経験であっても即戦力として活躍できるイメージが持ちやすく、
採用を前向きに考えられます。
2つ目:働く目的を明確に持っている
ここでいう「働く目的」とは、仕事上の目的でなくてもかまいません。
「正社員になって生活を安定させたい」「家族との時間をもっと大切にしたい」といった
プライベートなものでも十分です。
「なぜ自分は転職をするのか」「なぜここで働きたいのか」という軸が
しっかりしていることが伝わってくると、
こちらとしても安心して採用を検討することができます。
3つ目:「新人」として学ぶ姿勢がある
40代で転職した場合、年下が上司になるケースも珍しくありません。
そのため、自分が「新人」であることを受け入れ、
素直に学ぶ姿勢を持っているかどうかは、
40代の転職においてはかなり重要なポイントかと思います。
前職でのキャリアや年齢に関わらず、
新しい職場では周囲がその仕事の先輩です。
教えを素直に受け入れ、環境に馴染もうとする姿勢がある方ほど、
スムーズに信頼関係を築けると感じています。
まとめ:40代が転職で失敗しないためのチェックリスト

最後に「40代の転職で失敗しないためのチェックリスト」をご紹介します。
転職自体を迷っている場合と、すでに気になる仕事がある場合の2パターンをご用意しましたので、
あなたの状況に応じて活用してみてください。
転職自体を迷っている場合
「そもそも転職するべきかどうか」で迷っている場合は、
まず以下の点を確認し、自分の考えを整理してみましょう。
■転職の目的を自分の言葉で説明できる
■家族や信頼できる人に相談している、または相談できる状態にある
→ 一人で抱え込むと視野が狭くなりがち。第三者の視点が判断の助けになります。
■今の仕事への不満だけでなく、「次で実現したいこと」がある
■給与が下がる可能性があっても納得できる理由がある
→ 転職後に収入が下がる人は約3割。事前に想定しておくことが大切です。
■焦りや追い詰められた気持ちだけで決めようとしていない
すでに気になる仕事がある場合
転職すること自体は決めているものの、
仕事の選び方で迷っているという場合は、
「自分に合っているかどうか」を確認していきましょう。
■自分の経験をその仕事でどう活かすかを説明できる
■転職理由を「前職への不満」で終わらせない言い方で話せる
■新しい職場のやり方を受け入れる気持ちがある
■年下が上司になる可能性を理解している
→ 40代では珍しくありません。心構えがあると馴染みやすくなります。
■入社条件(給与・勤務時間・雇用形態)を把握できている
迷ったら誰かに相談してみるのもおすすめ

チェックリストをもとに考えてみても、
「これで本当にいいのか」と迷ってしまう方もいるかもしれません。
その場合、職場見学や説明会に行ってみるのもおすすめです。
実際の職場の雰囲気や働いている人の様子を見られるので、
「自分が働けるかどうか」「自分の希望が叶いそうかどうか」がイメージしやすくなります。
シーピーアールでも、『カジュアル面談』という制度をご用意しています。
担当者があなたの状況や不安をお伺いしながら、
「どんな仕事が合いそうか」を一緒に考えていく場で、
転職するかどうかを決めていない段階でもご参加いただけます。
家族や身近な人にはなかなか相談しづらい、という方でも、
ぜひお気軽にご利用ください。
