ずっとフリーターのままでいい?正社員になるメリットから考えてみる
べつに、なにかに困っているわけじゃない。
親もまだまだ元気だし、フリーターの友人もいる。
結婚や子育ても今のところ関係のない話だ。
だけど、友人がSNSにアップした海外旅行の写真や、
何気ない会話で耳にする「ボーナス」「昇給」という言葉に
なんとなくモヤッとする瞬間はある。
かといって、よし、正社員になろう!とまでは思えないし――
この記事では、そんな揺れる気持ちを抱えている方に向けて、
「フリーターと正社員の違い」や「正社員になるメリット」を整理しました。
「転職しましょう」と背中を押したいわけではなく、
「正社員になると何が変わるのか」を知るための内容です。
あなたの次の一歩を考えるときの、ひとつの材料にしてみてください。
フリーターと正社員の違いはどこにある?

フリーターと正社員の違いというと、
ボーナスの有無や月給制か時給制かといった給与の仕組み、
福利厚生や各種手当の有無など、条件面を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、それも大切なポイントです。
ただ、正社員になることで変わるのは、条件だけではありません。
実際に正社員になった人の声を聞くと、
「収入が安定した」「心に余裕ができた」「成長を実感できるようになった」など、
条件面以外の変化を挙げる人が多いのです。
ここからは、正社員になるメリットを
「収入」「心の余裕」「成長」という3つの視点から順番に見ていきましょう。
シーピーアールでアルバイトから正社員になった方のインタビューもあわせて紹介するので、
ぜひ参考にしてみてください。
正社員になるメリット① 収入が読めるようになる

正社員になるメリットとして、多くの方がまず考えるのが「収入アップ」です。
実際、厚生労働省の令和4年の調査でも、
フリーターと正社員では20代前半で月2〜3万円程度、
40代になると月13万円程度の差が出ています。
ただ実は、それと同じくらい――人によってはそれ以上に大きなメリットが別にあります。
それは、「収入が読める」ということ。
多くの正社員は月給制で、定期昇給の仕組みもあるため、
来月や来年の収入がある程度見通せます。
貯金の計画が立てられる。
大きな買い物や引っ越しのタイミングも決めやすくなる。
将来に向けた自己投資も、無理なく続けられる。
「今月はいくら入るかな」と気にしながら過ごすのではなく、
「来月・来年はこうだろう」とわかりながら過ごせること。
その違いが、日々の安心感や、この先の選択肢を大きく変えるのです。
▼出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
※第6-1表(雇用形態・性・年齢階級別賃金/一般労働者・男女計)
高額なサバゲー装備も購入できるようになった
■Nさん(30代/男性 前職:飲食店アルバイト)
ファミレスで8年くらいフリーターをしていました。
ここで正社員になりたいわけじゃないけど、他にやりたいこともない。
でもいつかは正社員になった方がいいんだろうな……と迷っていたなか、
家のポストに入っていた求人広告のチラシを見つけ、シーピーアールに応募しました。
正社員になってから、趣味を前より楽しめるようになりました。
僕はコレクター気質で、サバゲーの装備や部品を揃えるのが趣味なんです。
フリーターの頃はシフト次第で収入に変動があったので
「これ買ったら来月カツカツかな……」と考えてしまうことが多く、
高額なものはなかなか手が出ませんでした。
正社員になり月給制になったので、
「今月はこれくらい使える」ということが明確になり、
ちょっと高いアイテムも思い切って購入できるように。
おかげで置き場所にちょっと困っているくらいです(笑)
正社員になるメリット② 心に余裕ができる

SNSで友人の近況を見ても落ち込まなくなった。
ちょっと高い買い物も、たまにできるようになった。
仕事の話題がイヤで避けていた同窓会に行けるようになった。
安定した職場という明確な居場所ができることで
「自分は大丈夫だ」と思える瞬間が増え、
こうした変化につながることがあります。
これは収入のように目に見えるものではないですが、
心に余裕ができたという「気持ちの変化」を
正社員のメリットとして挙げる方は少なくありません。
正社員になって、親に家電を買ってあげられた
■Nさん(20代・男性 前職:物流系アルバイト)
最初に正社員として入った会社を退職したあと、
フリーターを5年続けていました。
「そろそろやばいかも」という漠然とした焦りから転職を決意しました。
正社員になってから、なんだか気持ちに余裕ができたな、
と感じることが増えたのですが、特に自分の中で大きかったのが、
両親にプレゼントができた、ということです。
僕は実家で暮らしているのですが、冷蔵庫が壊れてしまって……
そのとき、「俺が出すよ」って自然に言えたんです。
フリーターのままだったら、冷蔵庫なんて高額な買い物は勇気が出ずに、
親に任せていたと思います。
そういったこともあってか、親も安心してくれているみたいで。
フリーター生活が長かったので最初は不安でしたが、転職してよかったです。
正社員になるメリット③ 成長を実感できる

正社員には昇給・昇格など、日頃の頑張りが評価される機会が多くあります。
「昇格」といってもなかなかイメージしにくいかもしれませんが、
実際に「主任」や「係長」と呼ばれたり、名刺に役職が書かれているのを目にすると、
誇らしさを感じる人も少なくありません。
教えてもらう立場から、教える立場になった。
自分で判断する場面が増えた。人から相談されるようになった。
そんな小さな変化の積み重ねが、「ちゃんと成長してるな」という実感につながっていきます。
努力が評価され、主任に昇格!
■Kさん(30代/男性 前職:美術系アルバイト)
テレビ局の美術スタッフや倉庫作業など、
フリーターとしていろんな仕事を経験しました。
20代半ばに差し掛かったとき、「やっぱり自分は安定がほしいな」と考えるようになり、
それなら正社員の方がいいだろう、とシーピーアールに入社を決めました。
正社員になって、一番ほしかった「安定」はちゃんと手に入りました。
でも、もうひとつよかったことがあって――それは「やりがい」を実感できること。
今の僕は、誰かに指示を出す立場です。
以前はこういう「責任が増えること」はプレッシャーだと思っていました。
でも実際にやってみるとそれ以上に充実感を感じられています。
コツコツ自分の仕事をこなしているうち、「主任」への昇格も決まりました。
頑張った成果が評価されたことが、とても嬉しいです。
選択肢を知ったうえで、次の一歩を考えてみる

世の中では「正社員になった方がいい」という意見が多く見られます。
ご紹介してきたとおり、収入が読めるようになる。心に余裕ができる。
成長を実感できるなど、正社員になるメリットがあることは事実です。
だからといって、「正社員=正解」とは限りません。
大切なのは、メリットを知ったうえで自分にとって何が大事かを考えること。
「自分にとって大事なものはなにか」「5年後にどうなっていたいか」
――それを考えてから、正社員の仕事を探してみる。
あるいは、今はフリーターのままでいいと納得する。
人によって「正解」は変わるのです。
もし、「正社員になりたいけど、どうしたらいいかわからない」
「経験もスキルもないから不安」と迷うことがあれば、
誰かに相談してみるのもいいでしょう。
シーピーアールでも、カジュアル面談という場を設けています。
面接ではなくあくまで「面談」ですので、最終的に転職を選ばなくても大丈夫。
次の一歩を考えるサポートとして活用してみてください。
